牡鹿モータースに着き車から降りましたが誰も話しもかけてくれずに県外ナンバーのトラックが何しに来たの?誰なの?とまるで窃盗団が来たかのような雰囲気になったので代表者を呼んで下さいと伝えると牡鹿モータースの社長が
「何しに来ましたか?」
と言うので
「栃木から支援物資を届けに来ました!」と答えましたがすぐには信じてもらえませんでした。シートを外して支援物資を見せて「これを全部ここに届けに来ました‼︎」と言ったら避難所として使っている工場から沢山の人達が大歓声で出て来てくれました。
『ここは避難所として指定されてないので誰も助けに来てくれないのにまさか栃木から救援物資を運んで来てくれるとは夢にも思わなかったです!本当にありがとう!』
涙ながらに言われた言葉でこころが熱くなり、また直ぐに来ますねと伝えました。
行政のルールがあり支援を受けられない現実がある事と災害が起きたら自分達で頑張らないと生きてはいけないと心に刻みました。
支援物資やおにぎり、お弁当を降ろして帰ろうと車に乗り込みましたら1人のおばちゃんが近寄って来て手作りのおにぎりを渡そうとしたので
「自分達は帰れば食べられますから」
と断りましたが
「いいから持って行って!また来てね!本当にありがとう」
と言われ更にこころが熱くなりました。

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